平成25年12月8日 箕土路町彫り物ご紹介(金網なし)
12月8日、大道町の撮影を終え、再び下松町に戻ろうと移動している最中に携帯が鳴りました。とりそこないましたがコールバックすると「うち、今、金網なしでだんじり出してますよ。」ということで急遽、箕土路へ撮影に行ってきました。
過去に撮影した写真も一部交えながらご紹介させていただきます。
まずは全体の姿見から
製作:平成15年新調
大工:植山工務店
彫刻:木彫岸田
彫り物はほぼ「信長公記」で統一されております。
↓懸魚
写真ではわからないとは思いますが、金色の太陽の下に赤い鳥居がありました。
次は小屋根廻りです。
↓車板:青龍/小屋虹梁:夜疑神社 雨乞い
↑枡合 正面:蘭丸光秀打擲
ここまでは、だんじりが出てれば普通に見える部分です。いよいよマニア垂涎の金網なしの時にしか撮れない写真です。
腰廻り正面です。
縁葛:本能寺大茶会の場
大連子:長篠にて尽忠の武士久蔵の最期
小連子:信長東大寺の蘭奢侍を所望する
土呂幕:本能寺 夜軍
腰廻り右面です。
縁葛:道三 信長会見の場
大連子:道三会見の前に信長の様子をうかがう
小連子:万松寺にて信長仏前に焼香を投げる
土呂幕:稲生の合戦
腰廻り左面です。
縁葛:お市の方お輿入れの場
大連子:本多平八郎忠勝 真柄十郎左衛門の血戦
小連子:お市の方小豆袋をもって信長に危機を知らす
土呂幕:石山大合戦
最後は見送りです。本能寺之合戦です。
さすが銘地車と言われるだけあって、どの部分も細かく彫られていました。
ちなみに平成15年新調した時の祭りで池尻町と並べました。道路の形状やだんじりの前のつらが微妙にあってないし、駒の減り具合で高さが変わるので正確にはわかりませんが、高さはどちらも3920mmくらいでほぼ同じです。
滅多にお目にかかれない金網なしの状態で呼んでいただきありがとうございました。
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