大阪市生野区中川だんじりご紹介
今回は、5月13日に撮影しました中川のだんじりの彫り物を紹介したいと思います。前回の祭華編とはうって変って女っけなしですが、見事な彫り物をご覧ください。
中川の初代だんじりは1945年戦争にて消失。51年新調の2代目の老朽化が進み、平成10年に懸魚や車板、枡合・土呂幕などの彫物を新調。平成21年三枚板の新調修理。これにより彫物はすべて新調入れ替え完了。約10年をかけ3代目に生まれかわりました。
大工:大下工務店
彫刻:木下彫刻工芸
↓屋根のまわりをもう少しアップにしてみましょう。
↑枡合 正面:神武東征
↓懸魚:翠岩
翠岩について少し調べてみました。「江戸時代に中川に生まれ、社会事業家として村に尽くした篤志家だそうで、生来慈悲心が深く、道路を整備し架橋するなどした。」人物だそうです。中川ゆかりの人のようです。
それでは左側にまわってみます。(向きはだんじりの正面に立っての向きになります。)
↓虹梁:本能寺の変
ちょっとアップによりすぎましたね。織田信長が写ってません。すいません。
今度は右側です。
次はだんじりの内側も見てみましょう。覗きこまないと見えないとこにも非常に細かい彫り物がありました。中川のこだわりだと思います。
そして、中川自慢の他に類を見ない程のボリューム感ある見送り。
土呂幕の前後(地車の四角)に「四獣神」
まだまだ、素晴らしい彫り物があったと思いますが、以上で中川のだんじり紹介を終わらせていただきます。
今回の記事を記述するにあたり、清見原神社公式サイトなどを参考にさせていただきました。http://www.kiyomihara-jinja.com/nakagawa/
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