2012年3月10日 大和地車保存会だんじり見物
3月10日は、大和高田市の大和地車保存会様所有のだんじりを見物に行ってきました。
このだんじりは岸和田市大町の先代だんじりで、子供の頃から見慣れただんじりです。2000年5月5日に岸和田市大町から大和地車保存会様へと嫁いできました。10年以上前ですが入魂式の見物に来たことをおぼえています。
お披露目曳行では、大町のメンバも一緒に曳いていました。
それでは、本日の見学会の様子をご覧ください。まずは全体の姿見です。
製作:明治12年岸和田市北町新調
(→貝塚市沢→岸和田市大町→大和地車保存会)
大工:伊勢屋由松
彫師:高松彦四郎
続いて大屋根まわりです。
続いて小屋根まわりです。
枡合 右
過去のいろんなブログを参考にしても?になってますが、公暁が源実朝を斬るシーンではないでしょうか?他2面も源氏関係なんでそんな気がしますがどうですかね?
続いて腰まわりです。
正面
大連子と小連子がよく見かけるものとは逆で上から縁葛・小連子・大連子・土呂幕の順になっています。
↓ちなみに現在の大町のだんじりの土呂幕も「天の岩戸」です。
2つ上の写真と見比べていただくとわかると思いますが、上から縁葛・大連子・小連子・土呂幕の順になっています。(彫り物の幅を見比べてみてください。)
土呂幕 右には「神功皇后、応神天皇ヲ平産ス」が彫られています。
松良は半松良になっています。松良受けはありません。
約1時間半の見学の後、小屋に納められました。
デザインは大町時代のものと似ていますね。
大和地車保存会の方とお話したところ、青年団員募集中だそうです。興味のある方は下記のところまで連絡お願いします。
大和保存会のみなさま、本日の見学会を開催していただきました関係者の皆さまありがとうございました。
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