今日は永和の新調だんじりの彫り物の写真を中心に書かせていただきます。彫刻師は山本陽介氏と野原堪水氏です。

大屋根廻りの鬼板、拝懸魚、桁隠(野原堪水)

鬼板:獅子噛み

桁隠し:松に鶴


虹梁枡合 右:平清盛怪異を見る(山本陽介)

柱巻き(山本陽介)
右:<羅生門>鬼

左:<羅生門>渡辺綱

小屋根廻りの拝懸魚、桁隠し:巴御前奮戦(山本陽介)


三枚板(山本陽介)
右:平敦盛最後

敦盛の最後と言えば、中学生時代、古典を暗記したのを思い出します。
「熊谷、涙をおさえて申しけるは、助けまいらせんとは、存じそうらへども、味方のぐんぴょう雲霞のごとく候・・・」今でも頭にこびりついてます。
左:梶原平三景時ニ度之懸

正面:鵯越


土呂幕(野原堪水)
前正面:熊谷直実、平敦盛呼び戻す

後正面:源頼朝、朽木隠れ

右前:那須与一、扇の的を射る

右後:碇知盛最後

左前:義経八艘飛び

左後:義経八艘飛び

縁葛(山本陽介)
縁葛後正面:<曽我物語>曽我兄弟 由比ケ浜の場

縁葛後右:<曽我物語>曽我五郎時致・朝比奈三郎 草摺曳

台木:波に鯉(野原堪水)

彫師の遊び心でしょうか。
蝉

よく見てください草の陰に蛙がいます。


今日は彫物特集でした。女性ではないのですが、今度は著作権違反と言う人がでるのでしょうかねぇ。
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